【現役FPが解説】資金100万円で資産運用に挑戦したいのですが、できるだけ損はしたくありません…商品を選ぶポイントとは
【資産運用】失敗しにくい「商品選び」のポイント
次に、NISAでおすすめしたい「インデックス投資信託」を選ぶ際のポイントについてチェックしていきます。 ・信託報酬(手数料)が低い商品を選ぶ ・売れ行きランキングが上位の商品から選ぶ NISAの資産運用において、投資信託を保有している期間中に支払わなければならない信託報酬(手数料)は、最も大きなコストになります。 できるだけコストを抑えれば、運用の利益を大きくすることが可能。 インデックス投資信託の中でも、信託報酬(手数料)が低い商品を選びましょう。 そして、とくにこだわりがなければ、多くの投資家が購入しているネット証券の「人気商品ランキング」上位のものを選ぶのがおすすめです。 このような人気商品は流動性が高く、商品に関する情報も多い特徴があります。 投資信託自体が破産してしまうデフォルトリスクも低いので、より安心して投資を続けることができます。 次の章では、見落としがちな「日本国債」という選択肢について解説します。
多くの人が見落している「日本国債」という選択肢
ご質問者には「できるだけ損をしたくない」という希望があるようですね。 この場合、インデックス投資信託よりもさらにリスクが低いと言われている「日本国債」の購入も検討してみましょう。 日本国債は、国が発行する「借金」のこと。 借金というと聞こえが悪いかもしれませんが、日本という国が破綻しない限り国債で損することはないとされています。 より安心して資産運用を行うことができるといえるでしょう。 ただし、日本国債の運用利益は、インデックス投資信託に比べて低くなる可能性があります。 日本国債は、NISAでは購入することができません。証券会社や銀行などの一般口座を使って購入する必要があります。 ご質問者の場合、たとえば100万の投資資金のうち、50万はネット証券のNISA口座でインデックス投資信託を購入、残りの50万円は日本国債を購入するなど工夫できそうです。 損をするリスクをさらに減らし、安心して資産運用を続けることができるでしょう。