卓球・伊藤美誠「一員として戦えて…楽しかった」日本生命レッドエルフとの契約満了 2シーズン在籍し計18勝
卓球女子で2021年東京五輪混合ダブルス金メダリストの伊藤美誠(スターツ)が14日、Tリーグの日本生命レッドエルフとの契約が満了したことを所属先から発表した。パリ五輪選考ポイントの対象となった22―23年シーズンから2シーズン在籍し、計22試合に出場のうち18勝(勝率8・18)と活躍。昨季は2季ぶりリーグ制覇を果たした。 パリ五輪代表入りはかなわなかったが、今後は国際大会を主戦場とし「世界ランキング1位」との新たな目標を立てた。国内最高峰リーグで得た経験を国際舞台へとつなげていく。 伊藤は所属先を通じてコメントを寄せた。 「パリ五輪の国内選考基準が決まり、Tリーグに参戦するかどうか考えていた時に、村上(恭和)総監督からお話を頂きました。とても悩みましたが、監督の熱い気持ちとTリーグの勝利ポイントが最後重要になると思い、参戦を決断しました。2シーズン、国際大会や選考会の合間に、ボールもルールも異なる試合に出場するというタフなスケジュールの連続でしたが、ダブルスペアの早田(ひな)選手をはじめチームメンバーの人柄にとても助けられ、疲れていても、チームに合流すると頑張ろうという気持ちが湧いてきました。 “出場してくれてありがとう”という気持ちが伝わってきて、私自身とてもうれしかったです。苦しい経験もたくさんありましたが、皆のお陰で頑張ることができ、日本生命レッドエルフの一員として戦えてうれしい! 楽しい! という気持ちの方が大きくなっていきました。 これからは、新しく立てた目標を達成するため、国際大会にたくさん出場してどんどん上を目指して頑張っていきます。最後に、一緒に戦ってくださった、選手やスタッフの皆さんをはじめ関係者の皆さま、スポンサーの方々には大変お世話になりました。そしてたくさんの応援・声援をくださったファンの皆さん、ありがとうございました。日本生命レッドエルフでの2年間、とてもとても楽しかったです!!」
報知新聞社