【ビルボード】King Gnu「SPECIALZ」グローバル・ジャパン・ソングス6度目の首位　『呪術廻戦』関連曲が軒並みランクアップ

　世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した “Global Japan Songs Excl. Japan”。今週はKing Gnu「SPECIALZ」が首位を獲得した（集計期間：2023年12月29日～2024年1月4日）。 　「SPECIALZ」は、TVアニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」のオープニング・テーマに起用された楽曲。同アニメが12月28日に最終回を迎えた影響か、オーディオとビデオの合算ストリーミング数は前週比114%となる657万回を記録。4週連続、通算6度目の首位に輝いた。 　今週は「SPECIALZ」以外にも『呪術廻戦』関連曲が軒並みランクアップを果たした。第2期「懐玉・玉折」オープニング・テーマに起用されたキタニタツヤ「青のすみか」は、合算ストリーミング数354万回を記録し、自身初のトップ3入り。さらに第1期 第1クールのオープニング・テーマであるEve「廻廻奇譚」は、前週比110%を記録し10位に。第2期「渋谷事変」エンディング・テーマの羊文学「more than words」は、前週比136%を記録し13位にチャートインした。 　また2位のYOASOBI「アイドル」は、順位こそ前週と変わらないものの、合算ストリーミング数は前週比117%となる630万回を記録した。国別で最もストリーミング数を伸ばしたのは韓国で、12月31日に放送された『第74回NHK紅白歌合戦』の「アイドル」のパフォーマンスに、多数のK-POPアイドルが参加した影響が考えられる。 ◎Global Japan Songs Excl. Japan トップ10 1位「SPECIALZ」King Gnu 2位「アイドル」YOASOBI 3位「青のすみか」キタニタツヤ 4位「NIGHT DANCER」imase 5位「夜に駆ける」YOASOBI 6位「KICK BACK」米津玄師 7位「死ぬのがいいわ」藤井 風 8位「TOKYO DRIFT(FAST & FURIOUS)」TERIYAKI BOYZ 9位「唱」Ado 10位「廻廻奇譚」Eve 〈Global Japan Songs Excl. Japan〉 日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した、日本を除く（excluding）世界200以上の国々における主要デジタル・プラットフォームの定額課金型（サブスクリプション）と広告支援型の公式ストリーミング、ダウンロードにそれぞれ比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。 〈Japan Songs（国別チャート）〉 日本の楽曲を対象に、Luminate Data LLCが集計した上記データに、各国独自の比重をつけて算出し、ランク付けしたチャート。現在ローンチしているのは韓国、シンガポール、インド、フランス、イギリス、アメリカ、ブラジル、南アフリカ、タイの9か国で、順次追加予定。