2位・京都 9区の川村楓が区間賞で5人抜き「来年リベンジしたい」/都道府県女子駅伝
◇皇后盃第42回全国都道府県対抗女子駅伝(1月14日/京都・西京極陸上競技場発着9区間:42.195km) 都道府県女子駅伝総合成績&区間賞をチェック! 第42回都道府県対抗女子駅伝が行われ、地元・京都が2時間16分50秒で2位に入った。序盤は区間ふたケタ順位が続くなか、5区で芦田和佳(立命館宇治高)が区間5位で7位に順位を上げて反撃の狼煙を上げる。 7区・太田咲雪(立命大)が区間賞の快走を見せて6位へ。8区では1つ順位を落としたものの、アンカーの川村楓(岩谷産業)が「先頭から1分差くらい(55秒)だったので、もしかしたら追いつけるかな」とスタートした。 中間点で3位に上げて5秒差に詰める。「西大路通では前が見えたので、頑張って追いつこうとしたのですが…」。さらに先頭に立った宮城を追い上げるも、さすがに前半突っ込んだぶん、後半は引き離された。 ラストは宮城に20秒届かず。それでも過去最多18度の優勝を誇る意地を見せた。 「中高生も強いですし、やっぱり優勝を目指しているチーム」と川村。若い力に刺激を受けて「私も頑張りました」と話す。 喜びを見せつつも、涙を浮かべ悔しがる姿もあった。2位で悔しがれるのが京都の強さ。「優勝が目標だったので悔しい。来年、リベンジして王座奪還したいと想います」と川村。1年後、また強くなって集まる決意を固めていた。
月陸編集部