だまされた女性…現金1千万円被害 スマホで副業サイトを運営する業者とやり取り 「課題でタイムオーバーが発生し延滞金が必要」などと通知が来て振り込んでしまう 不審に思ってネット検索で詐欺と気付く
埼玉県警東入間署は26日、副業サイトの運営を装った架空請求詐欺で、ふじみ野市の自営業女性(41)が現金約1033万円の被害に遭ったと発表した。 遠方の女詐欺師、女性宅に辿り着いた瞬間「今、家に女が来た」と通報される 諦めて帰るも発見され逮捕
同署によると、5日ごろから数回、女性のスマートフォンに副業サイトの運営業者から交流サイト(SNS)を通じて、「スマホを使用して空いた時間に自宅で作業できます」「副業プランで毎月3千円~3万円の収入を得られます」などと通知があった。信じた女性は動画を見て「いいね」を押したり、動画の静止画像を送信するなどの仕事を受注し、現金収入を得た。その後、業者から「課題でタイムオーバーが発生し延滞金が必要」「エラーが発生し補修のためのお金が必要」などと通知を受け、7~10日までの間、業者らが指定した口座に16回にわたり、現金計約1033万2千円を振り込んだ。 不審に思った女性がネットを検索。同様の詐欺被害を見つけ、11日に署に届けた。