【RISE】“JKキックボクサー”辻井和花が4連勝「嬉しいけどまだまだ課題が…」
RISEクリエーション 格闘技イベント『RISE177』 2024年4月21日(日)東京・後楽園ホール ▼第2試合 アトム級(-46kg)3 分 3R 〇辻井和花(BRING IT ON パラエストラ AKK/KROSS×OVER GIRLS-KICK アトム級王者) 判定3-0 ※29-28、30-29、30-27 ●坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM) 【フォト】辻井のパンチがヒットする瞬間 辻井は空手をバックボーンとし、アマチュアの全日本大会でも優勝。22年10月にRISEでデビューすると判定負けも、その後は3連勝し、昨年10月、KROSS×OVER 女子アトム級王座を奪取した。戦績は3勝1敗。SNSでは制服姿でのハイキックや空手技、シャドウなどを度々披露し“ツヨカワJKキックボクサー”としてバズっている。 対する坂田は、原口健飛の弟子で、現RISEミニフライ級女王の小林愛理奈の盟友。小林とは週イチでガチスパーを行っている。戦績は4勝6敗2分。 1R、サウスポー構えの辻井はステップを踏みながら前蹴り、ローキックでリズムを取る。坂田は右ミドルキックからカウンターのパンチを狙う。ともに打ち合いでパンチを入れるなど、互角の展開に。 2R、辻井は前後にステップしながら前蹴り、さらにパンチを連打して離れる動き。坂田は左の強打を軸に、蹴りにつなげる攻撃で試合を組み立てた。辻井はステップしながらの攻撃がよく入る。坂田は右の強打も次へつながらなかった。 3R、坂田は前へ出てパンチ連打。辻井もこれに応えて、打ち合いとなる。坂田のパンチが入る場面もあったが、辻井もパンチを返した。坂田は距離を詰めてパンチ。辻井は蹴りからパンチのコンビネーションでポイントを重ねている印象。判定は3-0で辻井が勝利した。 試合後、辻井は自身のSNSで勝利を報告「坂田選手はずっと注目してた選手、思った通りめっちゃ強かった。めっちゃうれしいけどまだまだ課題がたくさんある」とし、対戦相手の坂田やRISE関係者、ファンやジムの方々への感謝の言葉を綴った。