2025年夏の参院選広島 森本真治氏で候補者一本化へ 立憲民主党
来年夏の参院選広島選挙区(改選数2)を巡り、2議席を独占する立憲民主党が現職の森本真治氏(51)に候補者を一本化することが21日、複数の関係者への取材で分かった。近く党県連が正式に決定し、党本部に公認申請する見通し。 党県連は、過去の選挙情勢から2議席維持は困難として、もう一人の現職の宮口治子氏(48)とのどちらを候補者にするか調整を続けてきた。議員としての活動実績などを踏まえ、森本氏が適任と判断するとみられる。支援を受ける連合広島傘下の労組にも森本氏を推す意見が多かった。 森本氏は広島市安佐北区出身。松下政経塾生や弁護士秘書、広島市議を経て2013年の参院選広島選挙区で初当選し、2期目。現在は党副幹事長や参院厚生労働委員会筆頭理事を務めている。 同選挙区にはほかに、自民党が元経済産業省官僚の新人西田英範氏(43)を公認すると決めている。
中国新聞社