大阪・松井市長 都構想は「冷静な形で判断いただきたい」
大阪・松井市長 都構想は「冷静な形で判断いただきたい」
大阪市の松井一郎市長は6日午前、大阪市役所で今年初の定例記者会見を行った。松井市長は「IR誘致や万博に力を入れていくとともに、教育環境の充実などを行っていく」と述べた。 【中継録画】大阪市・松井市長が定例会見(2020年1月6日)
2015年の住民投票の時はエキサイティングな形だった
今年は大阪市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」を巡って11月にも住民投票が実施される見通しだが、会見ではこの件についてもふれた。 松井市長は「最終的には住民の皆さん自らの判断ですので。2015年の住民投票の時は、それぞれエキサイティングな形で主張をぶつけあった」と振り返った。 そして「今回は静かな形というか、冷静に法定協議書の中身を認識いただいて、大きな騒ぎになるような形じゃなく、冷静な形で一人ひとりのみなさんに判断いただきたい」と述べた。
「今年の抱負を漢字一文字で」
また、報道陣から「今年の抱負を漢字一文字で」と求められ、松井市長は「常」と書いた。この理由について松井市長は「常日頃、平常の『常』。今年だからじゃなく、任期中の1年というとらえかたで、都構想についても、この8年間大阪府・市は常に一体でした。常に一体な形をこれからも続けていく」と話していた。