NHK解説者が思わず「え?」ドジャース大谷翔平、1つだけの“懸念点”…武田一浩が語る「審判の“微妙判定”が…」「でも今季はレベルが違う」
NHK解説で思わず「え?」
まだシーズンは始まったばかりだが、大谷は毎年6月から調子が上がり、ホームランを量産する傾向にある。武田氏も「ピッチャーもバテてくるから、数を稼ぐと思う」と予想するが、ひとつだけ懸念点があるという。 「中継を見ていると、大谷の打席では審判のストライクゾーンが広くなっています。大谷が余裕で見送っている低めのボールが、ストライクを宣告されることもありますね。MLBのアウトコースは日本と比べて広いことは有名ですが、それにしても特に左ピッチャーのときは広いと感じますね。僕も解説で『え? 』と言ってしまうときがありますから」 例えば5月15日のジャイアンツ戦で大谷は、低めと外の明らかなボール球をストライク判定されていた。特に低めの1球は、低めから低めに外れる変化球であった。あまり深く詮索はしたくないが、審判は誰にでも公平とは限らないのだろう。ちなみに、この判定に対し、大谷は首を傾げる仕草をするなど不満をあらわに。疑惑の判定の影響もあるのかは不明だが、大谷の変化を武田氏は指摘する。 「最近、取材後のインタビューで表情を出すようになりましたね。打てない時とかに、ちょっと怒っている感じ。ただ、そういう環境を乗り越えて今までも打ってきたので、大谷にとって大きなハードルにはならないでしょうけど」
今季予想「40~50本は打つ」
それでは、現状を見るに、大谷は最終的にどれほどの成績を残すのだろうか。 「今シーズンは40~50本は打つと思います。残り100試合近くあって、(年間40本ならあと)25本なので軽く打つでしょうね。盗塁も40はします。大谷は年々成長しているので、見ている側にとってもワクワク感が半端じゃないですよ。大体の野球選手は30歳頃で成長が止まるんですが、大谷は止まらないし、成長の限界が予想できない。バリー・ボンズが記録したMLB最多73本塁打も抜いてくれそうなスケールがありますね。先発が比較的長いイニングを投げていた当時と違って、現在はショートイニングを投げるピッチャーが増えました。そのなかで70本打ったら、本当にすごいです」
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