思い切ってハイブリッド車を買いました。ガソリン車の暖房はガソリン代に影響ないと聞きますが同じですか?
暖房を節約するために工夫できることとは
ハイブリッド車で暖房を使用する際、できるだけガソリン代を抑えるためにできることには、以下のようなものがあります。 ■暖房の設定温度は低めにする 寒い日には、早く車内を暖めるために暖房の設定温度を高くする場合もあるのではないでしょうか。ただ、設定温度を高く設定したとしても暖房を効かせるためには、まずエンジンを暖める必要があります。 これは、前述したように車の暖房はエンジンを冷やした際に出る排熱を利用しているからです。設定温度を高くした場合、その分エンジンを回転させることになるため、より多くのガソリン消費につながってしまいます。 ■暖房時にA/Cスイッチは使わない A/Cスイッチは、冷房や除湿のために使用するものであり、暖房の場合は使用する必要がありません。例外は、暖房をつけたことでフロントガラスがくもった場合です。 それでも、くもりは一時的なものとなるため、運転中ずっとA/Cスイッチをオンにしておく必要はありません。A/Cスイッチをオンにするとコンプレッサーが作動し、ガソリンの消費につながるため、暖房時は必要最低限と考えておきましょう。
ハイブリッド車は暖房の設定温度を低めにするのがおすすめ
ガソリン車は、暖房の使用のためだけにガソリンを消費しないため、どれだけ暖房をつけても問題ありません。注意しなければならないのは、ハイブリッド車です。 電気によって走行できる距離が長いハイブリッド車ですが、暖房時はモーターからエンジンに切り替えなければなりません。そのため、暖房使用時間が長いほどガソリン代に影響します。ガソリン消費をできるだけ抑えるためには、暖房の設定温度を低めにするなどの工夫をしましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部