新紙幣発行で駐車場システムの設備更新需要…あの、アマノが純利益28%増
就業管理システム大手のアマノ(横浜市港北区)が29日に発表した2024年9月中間連結決算は、増収増益だった。今年7月の新紙幣発行を契機に設備更新需要が高まるなどパーキングシステム事業が大幅に伸長。働き方改革の進展を背景に、勤怠管理や人事管理など情報システム事業も引き続き好調を維持した。 【写真で見る】「あの、アマノ」を連呼するアーチストでタレントのあのさん 売上高は、前年同期比20・0%増の842億2800万円、営業利益は23・5%増の98億9700万円、純利益は28・9%増の71億6100万円だった。 主力の時間情報システム部門の売上高は、パーキングシステム事業が国内外共に伸長し前年同期比30・6%増とを全体をけん引。情報システム事業もソフトウエア更新提案の推進などで11・6%増と二桁台の伸びを確保した。 環境関連システム事業の売上高は、集塵(しゅうじん)機やミストコレクターなどの環境システムと業務用掃除機や清掃用ロボットなどクリーンシステムの2部門がいずれもは増収となり、全体で8・8%増となった。
神奈川新聞社