都知事選候補のSF作家に大賞 SNS活用で公約更新
優れた政策を立案した自治体首長や議会、団体を表彰する「マニフェスト大賞」のグランプリに、7月の東京都知事選に立候補したSF作家安野貴博氏とスタッフによる「チーム安野」が選ばれた。交流サイト(SNS)を活用し、選挙期間中にも有権者の声を反映して公約を更新したことが評価された。東京都内で15日、授賞式があった。 安野氏は「本当にうれしい。今の時代に求められているのは、伝えるだけではなくて、有権者の声を聞くことだ」と語った。審査委員長で元三重県知事の北川正恭早稲田大名誉教授は「新たな民主主義、選挙のあり方を提起した」と理由を説明した。 応募総数は約3千件。