大出世! 冬の海外移籍で大成功した日本人選手(3)”スシボンバー”!ドイツで偉業を成し遂げた点取り屋
2024年となり欧州主要リーグの冬の移籍市場が開幕した。春秋制のJリーグからすると、夏より冬の方が補強面で動きやすいこともあり、これまで多くの日本人選手が冬の移籍市場で海外移籍を果たしている。今回は、冬の海外移籍で成功を収めた日本人選手を厳選して紹介する。※移籍金や移籍日はtransfermarktを参照
FW:高原直泰(たかはら・なおひろ) 生年月日:1979年6月4日 移籍先:ジュビロ磐田→ハンブルガーSV(ドイツ) 移籍日:2003年1月1日 移籍金:20万ユーロ(約280万円) 高原直泰はジュビロ磐田に所属していた2002シーズンにJ1で26ゴールを決め、得点王とリーグ最優秀選手賞を受賞した。この勢いそのままに翌年1月にドイツの古豪、ハンブルガーSVへと完全移籍している。 高原は2001シーズンにボカ・ジュニアーズへと期限付き移籍をしていたため、ハンブルガーSVへの移籍が自身2度目の海外挑戦に。1シーズン目と2シーズン目はJリーグ時代のように得点量産とはならなかったが、在籍3シーズン目と2004/05シーズンはブンデスリーガで7ゴールを記録。サポーターからは“スシボンバー”の愛称で親しまれた。 その後フランクフルトへと移籍すると、日本人初となるブンデスリーガでのハットトリックやシーズン二桁ゴールなど、様々な偉業を達成。その後、多くの日本人選手が活躍することとなるブンデスリーガで確かなインパクトを残した。 ドイツでの活躍のあと、浦和レッズや韓国の水原三星、清水エスパルスや東京ヴェルディなどでプレー。2016年に沖縄SVを創設し、代表、監督、選手を兼任した。2023年7月にJFLでゴールを決めると、Jリーグの全カテゴリー、JFL、地域リーグ、都道府県リーグのそれぞれで得点を記録した選手となった。2023シーズン限りで現役を引退した高原の今後のキャリアはどのようなものになっていくのだろうか。
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