恐怖はまだ終わらない…「三茶のポルターガイスト」続編公開、ナレーションは東出昌大
心霊ドキュメンタリー「三茶のポルターガイスト」の続編となる「新・三茶のポルターガイスト」が、6月21日にエクストリーム配給のもと公開決定。ポスタービジュアルが解禁された。 【画像】「新・三茶のポルターガイスト」チラシ裏 前作から1年後を舞台とする本作では、数々のYouTuberやテレビの取材が殺到し、某テレビ番組では放送不可能とされた場所にオカルト編集者・角由紀子が再び潜入する様子が描かれる。彼女は物理学者や超心理学者を交えてあらゆる恐怖現象を徹底検証することで、想像を超える“物体”の撮影に成功するのだった。照明の明滅や鏡から噴き出す水、壁に取り付けられた時計の落下、そして天井や床から現れる白い手などあらゆる心霊現象が収録され、横澤丈二、小久保秀之、山崎詩郎、児玉和俊、ひなたまる、森脇梨々夏、三上丈晴、小野佳菜恵、大久保浩、オカルトセブン7★がキャストに名を連ねた。 2024年2月に死去した叶井俊太郎が最後にプロデュースした本作。監督は「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の豊島圭介が務める。ナレーションを担った東出昌大は「昨今、コンプライアンスの問題もあり、心霊現象を扱うといったテーマの作品を作ることは難しいのですが、この作品は大人たちが三軒茶屋の雑居ビルに潜入して、本気で心霊現象に立ち向かったドキュメンタリーです。心霊現象のその先が映っていますので、是非劇場でご覧ください」とコメントしている。 「新・三茶のポルターガイスト」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテほか全国でロードショー。 ■ 豊島圭介 コメント 僕は間近であの手を見た。あれがCGでないことだけは断言できる。ただ、ラスベガスクラスのイリュージョンだと言われてしまったら、取り敢えず否定できるだけの根拠はない。この映画は、ヨロザワ・プロダクションで起きる数々の怪奇現象が「ホンモノ」なのかどうかを検証しようと奮闘したものである。その結果は皆さんに判断を任せたい。ただ一つ言えるのは、この映画の最後にお見せする心霊映像は、後世にその名を残すこと間違いない、インパクトと信憑性の二つを兼ね備えた、世にも怖ろしいものであるということだ。 ■ 角由紀子(企画 / プロデュース / 出演)コメント 「あまりにも怖すぎる作品だから、公開を中止しよう」と映画プロデューサーからガチで打診されました。彼は「上映中に卒倒する人が出るかもしれないから公開をやめよう」と本気で私に相談してきたのです。それくらいヤバイ作品なのは確かです。フィクションのホラー映画よりも圧倒的に怖くて危険で、CGも人間の想像すらも超えています。 感性が鋭い人は気絶するかもしれません。ですが、観客にアピールするためにシナリオを調整したわけではありません。冷静な視点で心霊現象と本格的に向き合ったら偶然にもヤバすぎるものが撮れてしまったのです。 本作では、懐疑論者でさえ説明に苦しむ驚異的な現象が連続して起きてしまいます。そして、科学者がハイエンドの科学機器を使って調査した結果、信じられない証拠がいくつか得られます。心霊現象を追うだけのつもりが、この世界の“時空の歪み”にまで踏み込んでしまった……そんな映画です。 (c)2024 REMOW