東証、午前終値3万8220円 一時400円超安、半導体に売り
29日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時400円を超えた。注目されていた米半導体大手の業績見通しが投資家の期待を超えるものではなかったとして、半導体関連銘柄が売られた。 午前終値は前日終値比151円42銭安の3万8220円34銭。東証株価指数(TOPIX)は7.72ポイント安の2684.40。 前日に発表された米半導体大手エヌビディアの2024年5~7月期決算は堅調だったが、市場関係者は「8~10月期の業績見通しが期待に届かなかった」と指摘した。東京市場でも朝方から東京エレクトロンやアドバンテストなどが売られ、相場の重荷となった。