ボディコーティングは「撥水」ではなく「親水」の方が水滴や雨スジが残りにくい!? カーオール『ジオセラミック ボディコート』【CarGoodsMagazine】
コーティング剤の成分として近年注目を集めているのがセラミックである。その代表格であるカーオールの『ジオセラミック』シリーズは、2023年に撥水タイプが発売されて人気を博しているが、こんどはその親水タイプが登場した。
親水コーティングは雨ジミなどの汚れが残りにくい
『ジオセラミック ボディコート 親水タイプ』は、高硬度セラミックナノ粒子が被膜全体を補強して、耐久力の高い強靭な親水保護被膜を形成する。そのおかげで従来のガラス系コーティング剤と比べてツヤ、親水効果の耐久性を大幅に向上させている。さらに汚れがたまりやすい小キズも埋めて表面が平滑になるので、汚れが残りにくくなる。容量は280mlで中型車約6台分となる。 水滴をパキッと弾く撥水コーティングを好むユーザーも多いが、水を広げる親水コーティングは水滴跡や雨スジが残りにくいなど、メリットは多い。きれいな状態を維持したければ親水コーティングのほうが望ましいという意見もあるほどだ。そのため親水タイプにもファンは多く、今回の登場を歓迎しているユーザーも多いのではないだろうか。
耐久性の高さがウリだが、伸びがよく施工もカンタン
施工はボディが濡れた状態でもできるが、乾いた状態のほうがより効果を発揮する。洗車後に液をクロスにつけて塗り拡げ、すぐに拭き上げるという施工方法だが、よく伸びてくれて拭き取りも楽なので労力はそれほどかからない。また、液が乾かないうちにこまめに拭き上げをしてやればムラにもなりにくい。 施工直後は、塗り拡げやすくするために配合された成分の関係で弱撥水状態になるが、いちど雨が降るなどすればその成分は落ちるので、そこからは親水性を発揮してくれる。水がぱーっと広がって流れ落ちる様子は親水コーティングならではで、流れたスジなどの雨ジミが残りにくい。 優れた耐久性を持ちながら施工も容易なこのセラミックコート。親水タイプも登場して、ひとつのスタンダードになったといっていいだろう。
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