一年の幸せ願って…中尊寺で新年恒例の金盃披き【岩手・平泉町】
IAT岩手朝日テレビ
一年の幸せや五穀豊穣を願って金の盃で酒を飲む、恒例の「金盃披き」が岩手県平泉町の中尊寺で行われました。 中尊寺では、毎年元日から新年の法要が行われていて、金盃披きは、その最終日に行われる恒例行事です。 大・中・小3種類の金の盃はすべて合わせると末広がりとなり、縁起が良いとされています。 これまでは、参加者たちが金杯に注がれた酒を回し飲みしていましたが、コロナ禍以降はそれぞれの升に注がれる形で行われるようになりました。 参加者たちは、なみなみと注がれた酒を一気に飲み干していました。 去年、金色堂建立900年の節目の年を迎えた中尊寺。参加者は新たなスタートとなる今年一年の幸せを願っていました。