5月も終わるのに続くモヤモヤ…しつこい「五月病」から抜け出すためにやるべき3つの習慣
柔道整復師のshuheiと申します。現在は表参道で整骨院を経営するかたわら、これまでトップアスリートやアーティストら5万人以上の施術を担当してきた経験をもとに、腰痛や肩こり、姿勢改善など多くの方にとって身近な健康に関する情報をSNSで発信しています。
5月だけのものではなくなってしまった「五月病」
春が過ぎ、大型連休も終わり、「体だるいないぁ」「仕事いきたくないないなぁ」という方が今年もたくさんいましたね。悩みすぎて体調不良にもつながる「五月病」が長引いてしまっているという方も少なくないようです。 医療用語としては「五月病」という病気は実はないのですが、4月という新生活や新学期、部署替えなどの環境が変わりやすい時期を必死で乗り切って慣れて連休の明けた5月にさまざまな不調に陥りやすいことから五月病といわれています。 最近では5月後半からすでに雨が続いたり、気温が高い日があったりするため、そうした気候によるダメージも相まって「五月病」が5月だけでは終わらないと訴える方も珍しくありません。
負のループに入ってしまうと長引きがち…
特によく言われる症状としては下記が挙げられます。 ・不眠 ・朝起きれない ・食欲不振 ・過食 一度、五月病になってしまうと体調がよくないだけでなく、仕事中ぼーっとしてしまったり、人間関係を悪化させてしまったり、負のループに入ってしまうので早めに対策していきたいところです。今回は長引く五月病対策として、見直すべき習慣をご紹介したいと思います。
今すぐやるべき「長引いてしまっている五月病」対策
・考え方を柔軟にする 完璧主義すぎると自分の体に思っている以上にストレスがかかってしまうので、「ある程度まぁ、いっか」と考え、一回深呼吸して切り替えることで自分の心を守っていきましょう。 まじめで几帳面なのも素晴らしいですが、こんなに考えすぎたらやばいかもと思う選択肢を増やしてみたらいかがでしょうか? ・旅に出てみる 幸福度を上げる一つの手段として移動をしてみるという手があります、マイアミ大学のアーロン・ヘラー氏の研究結果によると旅行したり、移動していたりするほうが幸福度を高まる神経伝達物質が増えたというデータもあるそうです。旅行などで新しい発見や経験をしてみることがストレス解消になるともいえます。 時間や費用の問題もありちょっと遠出は「きついなー」って方は近所の大きめの公園や普段通ったことない道に入ってみたりして、新しい発見をしてみるのも大切です。 ・「肝」をいたわる 東洋医学では春は五臓の肝(肝臓)が活発になるといわれ、春から歓送迎会やお花見、大型連休中の飲みすぎ、お酒飲まない方でも花粉症の薬なども肝臓の負担がかかりがちです。 春の山菜や季節のものを食べてみるのもいいでしょう。また、「太衝(たいしょう)」と呼ばれる足の第一指と第二指の交差する場所にあるツボは、副交感神経を活発化し自律神経の乱れにイライラやストレス解消につながるだけでなく、足の血流をよくして全身を温める効果もあるので、じんわり優しい強さで押してみてください。