【バレーボール】日本女子が2セット連取 パリ五輪でメダル争うライバル・セルビアを圧倒
◇ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会 日本―セルビア(2024年6月15日 北九州市・西日本総合展示場) 【写真】スパイクを決める林 バレーボールのネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会が行われ、パリ五輪出場が決定した世界ランク7位の日本は同9位のセルビアと対戦。21年東京五輪銅メダルの強豪から2セットを連取した。 第1セットは相手の力強いサーブに崩される場面があったものの、主将の古賀、石川の多彩なスパイクが効果的に決まり、25―22で先取した。 第2セットは序盤に3連続ポイントを挙げるなど順調な滑り出し。8―4の場面では石川が体制を崩されながらも粘りのレシーブでつなぎ、林がストレートの強打を決めて得点。さらに、岩崎がブロックポイントを挙げるなど、強固な守備が光った。25―18で2セットを連取した。 日本のパリ五輪出場を巡っては、13日のカナダ戦の敗戦から一夜明けた14日、日本バレーボール協会に国際バレーボール連盟(FIVB)およびバレーボールワールド(VW)から五輪出場決定の通知が届いた。同日の全試合終了後FIVB、VWが世界ランクのポイントを計算した結果、1次リーグ残り2試合の結果に関わらず、日本が五輪出場の条件を満たすことが判明した。