芥川賞作家玄侑さんが「希望の一文字」 福島県三春町で書き入れ式
年始に発表する福島県三春町の「希望の一文字」の書き入れ式は24日、町内の福聚寺で行われた。来年1月19日に町中心部で催す「三春だるま市」でお披露目する。 2010(平成22)年から発表している。一年を振り返る「今年の漢字」とは異なり、「新年はこういう年であってほしい」との願いを込めている。福聚寺住職で芥川賞作家の玄侑宗久さんが郡山市西田町の高柴デコ屋敷にある大黒屋が手掛けた高さ1メートルの大型だるまに揮毫(きごう)した。 ◇ ◇ 三春まちづくり公社観光部は玄侑さんが書いた「希望の一文字」の予想を募っている。正解者から抽選で8人に「希望の一文字」入りだるまを贈る。今回のヒントは「すっきりと気持ちよい状態を意味し、生きる意欲をかき立てるのに大切な感情」だという。 応募は1月12日までにまちづくり公社観光部へ。