ものづくりのプライドをかけた真剣勝負 自慢のコマで戦う「コマ大戦」 秋田・由利本荘市
秋田朝日放送
学生と企業の技術が詰め込まれた自慢のコマ同士が戦う「コマ大戦」が秋田県由利本荘市で開かれ、ものづくりのプライドをかけて白熱した試合が繰り広げられました。 「全日本製造業コマ大戦あきた場所」はものづくりに興味を持ってもらう学生を増やそうと、高校生や大学生が東北に本社や工場を持つ企業とチームを組み、コマの設計から製作を行います。2年前に初めて開催され、3回目の2024年は過去最多の28チームが参加しました。 コマのサイズは直径20mm以下、高さは60mm以下と決まっていますが、材質や重量に制限はありません。勝敗は先に止まる、または土俵の外に出てしまったら決まります。中にはバランスの良い回転を生み出す三枚の羽を備え、広範囲を攻められる変形コマも登場し会場を沸かせました。 2023年優勝したにかほ市の共進と由利工業高校の混成チームは今回も強さを見せ、初出場の鹿角市の十和田精密工業と鹿角高校の混成チームも一勝を手にしました。 主催した「HYper Net Akita」は今後も学生にものづくりの製造現場を体験する機会を提供していきたいとしています。
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