「インドネシアは厳しい現実を思い知らされた」「最強チームとの間に横たわる実力差」 米メディアが日本代表の大勝に言及
インドネシアの善戦及ばず
W杯アジア最終予選で、日本代表はインドネシア代表と対戦。4-0と勝利を収めた。 大雨のコンディションと、ホームの大歓声によって日本代表を苦しめたインドネシア代表。しかし35分に守田英正と鎌田大地の連携によって崩され失点すると、最終的に4ゴールを叩き込まれて今大会2敗目を喫した。 [動画]やはり大きな実力差が…… インドネシアが善戦を見せるも大敗した日本戦 高まるサッカー熱によって、サウジアラビアやオーストラリアと引き分けるなど、この大会でも実力以上の成果をあげてきたインドネシア。日本戦でも序盤は鋭いカウンターからチャンスを作るなど、善戦を見せた。しかし、最終的には4失点という絶望的なスコアとなり、グループ最下位に沈んでいる。 米『ESPN』は、「自分たちと最強チームとの間に未だ横たわる実力差に関して、厳しい現実を思い知らされた」とこの試合を評している。 しかしこれは日本がわずか10試合で39ゴールを挙げていることや、インドネシアよりもFIFAランクが38位上の中国が7失点を喫したことを考えると、この敗北は決して恥ずべきことではないとも綴っている。 シン・テヨン監督率いる若いチームは幾度もディフェンスラインの裏をとるなど、確実に日本を脅かしていた。実際に試合開始15分くらいまではインドネシアのペースだったと言ってよく、ゴールチャンスを活かしていれば違った展開になったことも十分に考えられる。 急成長を遂げるインドネシアにとって、この敗北は糧となるのか。同メディアも「現実的に考えると、現在においてW杯出場は夢物語だった。しかし、大きな夢を見るべきでないということではない」と綴っている。今後が楽しみなチームであることは確かだ。
構成/ザ・ワールド編集部