映像作家・磯部真也の特集上映が1月11日から実施、映画祭受賞作品もスクリーンに
映像作家・磯部真也の特集上映が、1月11日から24日にかけて東京のシアター・イメージフォーラムで行われる。 【動画】映像作家・磯部真也の特集上映予告編はこちら アートフィルム、実験映画の分野で評価されている磯部。北米の実験映画祭Ann Arbor Film Festivalで2024年に審査員賞を獲得し、イメージフォーラム・フェスティバル 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティションでは史上初となる2度の大賞を手にした。 今回の上映ラインナップには、ある女性と彼女の部屋を被写体にした「dance」、岩手県八幡平市にある巨大廃墟・松尾鉱山跡を映し出す「EDEN」、森の中に設置した食卓を5年にわたって撮影した「For rest」、沈みゆく太陽を16mmフィルムで5年間毎日捉え続けた「13」が入った。Ann Arbor Film Festivalでの受賞作であり、磯部が自身の家族にカメラを向けたSFホームムービー「ユーモレスク」、そして撮り下ろしの新作も観ることができる。 期間中はティーチインイベントのほかトークショーも実施。ゲストとして、キュレーターで批評家の四方幸子、映画作家でダンサーの吉開菜央、映画監督の諏訪敦彦と中嶋莞爾が登壇する。YouTubeでは特集上映の予告編が公開中。 ■ 磯部真也特集上映「美しき、時代錯誤」 2025年1月11日(土)~24日(金)東京都 シアター・イメージフォーラム <料金> 一般 1500円 / 学生、シニア 1300円 / 会員 1200円 <プログラム> A:「dance」「EDEN」「For rest」「13」「ユーモレスク」、撮り下ろし新作+磯部によるティーチインとQ&Aを予定 B:「EDEN」「For rest」「13」「ユーモレスク」+トークイベント <トークイベントゲスト> 1月11日(土)四方幸子 1月17日(金)吉開菜央 1月18日(土)諏訪敦彦 1月24日(金)中嶋莞爾