このまま“出番なし”に…?DeNA、今季1軍出場ゼロの選手(3)三浦監督の下で1軍デビューしたが
いよいよシーズン終盤を迎えた2024年のプロ野球。1998年以来のリーグ優勝を目指す横浜DeNAベイスターズだが、現状はBクラスの4位に沈んでいる。さらなる高みを目指すうえで、まだ一軍での出番がない選手の動向も気になるところだ。そこで今回は、ここまで一軍出場がないDeNAの選手を取り上げる。(※今季成績は9月4日時点)
三浦銀二
投打:右投右打 身長/体重:175cm/80kg 生年月日:1999年12月30日 経歴:福岡大大濠高 - 法政大 ドラフト:2021年ドラフト4位 現状はファームでも打ち込まれている三浦銀二。一軍昇格は難しい状況と言っていいだろう。 福岡大大濠高では、エースとして3年春の選抜甲子園に出場。同大会では3試合で475球を投げ抜くなど、チームの勝利のために腕を振り、ベスト8に導いた。 その後は法政大でもエース格として活躍を続け、ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団。三浦大輔監督と同じ名字であることも話題を呼んだ。 ルーキーイヤーはファームでまずまずの成績を収め、夏場に一軍を経験。しかし、6試合の登板で防御率10.80という結果に終わった。 昨季はファームでも打ち込まれる場面が目立ち、36試合に登板して防御率は5.30。同年は一軍登板がわずか1試合となり、1イニングで4失点を喫した。 すると、今季は二軍でさらに成績が悪化し、ここまで15試合の登板で防御率9.95となっている。 まずはファームで安定感を取り戻さなければ、一軍での登板は絶望的。窮地に立たされている1人だろう。
ベースボールチャンネル編集部