<ふしぎ駄菓子屋 銭天堂>実写映画で天海祐希が店主・紅子に 監督は中田秀夫 脚本に吉田玲子 12月13日公開
中田監督は「『銭天堂を映画化したらぜひ見たい!』と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを『人生のレフリー役』として、優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!」とコメントを寄せている。
原作者の廣嶋さんは「2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。多くの人たちが一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、ただただ感動しました。なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。一体、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします」と話している。
原作者のjyajyaさんは「実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶたくさんの駄菓子に目を奪われ、天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています!」と語っている。