“ベストゴール級”高難度ボレーは「もうデルピエロ」 J2で走った衝撃「オファー来そう」【24年厳選】
熊本FW石川大地のダイレクトボレー弾に注目
今シーズンのJ2最優秀ゴール賞には、藤枝MYFCのFW矢村健が第34節のいわき戦で挙げたゴールが選出された。このゴール以外にも美しいゴールは多くあった。2024年のサッカー界では数々の衝撃シーンがあったなか、今回は今季までロアッソ熊本に所属したFW石川大地が第37節の仙台戦(3-1)で決めた圧巻のボレーシュートをピックアップ。公開された動画には「半端ない」「キャプテン翼の世界」「もうデルピエロ」と驚嘆の言葉を集めた。 【実際の映像】「半端ない」「J1からオファー来そう」 J2で生まれた衝撃の高難度ボレー捉えた瞬間 元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏を彷彿とさせる一撃は、0-1とリードされた前半16分に決まった。最終ラインからのロングボールが前線に放り込まれると、石川は戻って対応しようとするDFの間にポジショニング。正確にボールの落下点を把握して、DFが寄せてくる前にダイレクトボレーをゴールに突き刺した。 今季のJ2最優秀ゴール賞に選ばれた矢村のゴールも背後からのボールを正確に捉えた難易度の高いボレーだったが、こちらのゴールは自ハーフからペナルティエリアに届けられた超ロングボールに合わせたもの。どちらもスーパーゴールであることに変わりはない。 2023年にJ3のガイナーレ鳥取から熊本に加入していた石川は、熊本のエースとして27試合で10得点3アシストを記録した。このゴールが決まった直後には「J1複数クラブからオファー来そう」との声もSNSにあがっていたが、12月17日には同じJ2のジェフユナイテッド千葉への完全移籍が発表されており、新シーズンは新天地での活躍が期待される。
FOOTBALL ZONE編集部