『虎に翼』“家族”として受け入れられた道男 “魔女5”が再集結するも喜べない展開続く
久しぶりに梅子(平岩紙)が登場するも何やら波乱の予感
道男を引き取るべきなのか悩む寅子に、よね(土居志央梨)は「いつ、いなくなるか分からんやつの言葉は届かない」と一蹴する。「こっちの道には二度と戻ってくるな」と告げ、寅子が地獄の日々に幕を降ろした時、よねは心の底から傷ついていた。影から話を聞いていた轟(戸塚純貴)が「だから怖いんだな、また関わるのが」と代弁する。よねもまた「もう私しかいないんだ」と、かつての寅子が感じていた孤独を内に秘めていたのかもしれない。「生きてりゃ道が離れることもまた交わることもあるさ」と言葉をかける轟に、よねは一点を見つめたままだ。 よねだけでなく、“ヒャンちゃん”こと崔香淑、改め汐見香子(ハ・ヨンス)が再登場するなど、徐々に“魔女5”の面々が姿を見せ始めており、第60話のラストにはついに梅子(平岩紙)が登場。轟の言う通りに「また交わることもある」と言いたいところではあるが、姑の大庭常(鷲尾真知子)が短い時間ながら梅子に厳しく冷たい視線を送っているシーンからは、香子と同様に心から喜び合える再会とはならなそうだ。
リアルサウンド編集部