能登半島地震 死者92人 安否不明者242人に 災害救助犬による捜索も
今月1日に最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県内の死者はこれまでに92人となりました。また県は連絡が取れない安否不明者242人の氏名などを公表しています。 地震による石川県内の死者は5日午前8時までで92人に上っています。輪島市で55人、珠洲市で23人、七尾市と穴水町でそれぞれ5人、能登町で2人、羽咋市と志賀町でそれぞれ1人です。 また連絡が取れない安否不明者は午前9時時点で242人となっています。 輪島市で14地区、珠洲市で12地区、このほか七尾市・穴水町・能登町を含む5つの市と町で複数の集落が未だ孤立状態となっています。現在、人数を確認している輪島市を除き、少なくともおよそ850人が孤立しています。 また、県内で15の市と町あわせて373か所の避難所で3万3000人余りが避難しています。 被災地などに続く県内の道路は91か所で通行止めが続く一方、のと里山海道は志賀町の徳田大津IC(志賀町)から南の区間で5日午後2時から通行可能となります。
北陸放送