【締結】殺処分を減らせ プロトレーナーが保護犬訓練など民間と連携
犬や猫の殺処分を減らそうと環境省が新たに民間企業2社とパートナーシップを締結しました。 パートナーシップを結んだのはホームセンターチェーンのカインズと、ペットフードの輸入・販売をするロイヤルカナン ジャポン合同会社です。 カインズでは各地の店舗で保護された犬や猫の譲渡会を開いたり、オンラインで飼い主を探せるシステムを運営したりします。 ロイヤルカナン ジャポンでは動物愛護センターにプロのドッグトレーナーを派遣し、問題行動などが見られる保護犬が人に慣れて飼い主が見つかりやすくなるようトレーニングします。 2022年度に自治体が保護した犬や猫は5万2793頭、飼い主が見つからないなどの理由で殺処分された犬や猫は1万1906頭でした。 ともに年々減少しているものの、環境省ではさらに減らしていけるよう取り組みを進めるとしています。