岡山県吉備中央町の地域活性化を目的に整備が進められていた複合施設、吉備高原Ｎスクエアが完成し、３月３１日、竣工式が行われました。 吉備高原Ｎスクエアは地上２階建てで延べ床面積は約６００平方メートル。世界的に有名な建築家、隈研吾さんがデザインを監修し、ＣＬＴと呼ばれる集成材を生かしたつくりになっています。 岡山市のシステム会社、システムズナカシマが整備したもので、アート関連書籍など約３００冊のライブラリーやカフェスペース、２階には多様な人々が集うコワーキングスペースが設けられています。 （ナカシマホールディングス　中島基善社長） 「Ｎスクエアがきっかけでいろんな建物ができたり、皆さんがどんどん集まってくる仕組みを作っていきたい。イノベーションのメッカになれれば」 国のデジタル特区に指定されている吉備中央町、地域活性化に向けて新たなランドマークが誕生しました。