【早出し】県民ホール、アート彩る 山形・芸工大生のテキスタイル3年生展
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山形市の東北芸術工科大工芸・テキスタイルコースの3年生展「GROUND WARE(グラウンド ウェア)」が12日、同市のやまぎん県民ホールで始まった。漆芸、金工、陶芸、織物など多彩なアートの世界が広がっている。 同ホールを会場にして3回目で、36人の作品が並ぶ。空間との調和や本県名物をテーマに、サクランボ形の間接照明、エレベーターの場所を案内する大型こけし、ビーズで作った壁掛けオシドリなどが来場者を出迎える。休憩場所には最上川から眺めた山々を描いた仕切り、天井を見上げれば紙製シャンデリアや七色の糸で作った虹が目を引く。イベント広場では、ハタハタなどの魚の噴水が涼しい雰囲気を生んでいる。 カモシカをゆるキャラ化した陶芸作品を作った今野真菜香さん(20)は「カラフルでわくわくする空間を楽しんでほしい」と話した。展示は午前10時~午後7時、23日まで(火曜休館)。15日と22日のそれぞれ午後1時半から、学生による作品解説ツアーがある。