【シニア向け】申請しないともらえないお金《給付金・補助金・手当》8選
自治体独自の「給付金・補助金・手当」
ここまで、国から支給されるシニア向け「給付金・補助金・手当」について、一部、ご紹介してきました。 これ以外にも様々な給付金制度等があるほか、各自治外が独自で行っているものもあります。本章では、自治体が行っている「給付金・補助金・手当」の一例をご紹介していきます。 ●高齢者運転免許自主返納の特典 多くの自治体で、運転免許証を自主返納し、運転経歴証明書を取得された65歳以上のシニアを対象に、様々な特典を設けています。地元企業と協力して行う自治体も。以下、一例をご紹介します。 【例:高齢者が運転免許証を自主返納した際に受けられる特典】 ・バス・鉄道・タクシー等公共交通機関の運賃割引 ・宿泊・施設の割引 ・飲食・商品等の割引 ・車の買取価格を増額 ・相続関係の相談料割引サービス ・葬儀費用の割引 ・ゴルフ練習場来場時にポイントアップ ・個人宅配料1年間無料 など ◆特典を受ける方法:運転経歴証明書の提示(「運転経歴証明書交付済シール」付きのマイナンバーカードに対応しているケースもある) ◆運転経歴証明書の発行方法:運転免許試験場や警察署で運転免許証を返納し、運転経歴証明書の交付を受ける(運転免許証返納後5年以内なら申請可能・交付手数料は1100円) お住まいの自治体でどのような特典が受けられるかをチェックしてみてください。 ●スマホ購入費用の補助金 高齢者のスマートフォン購入費用の一部を補助する自治体も。例えば、千葉県市川市では、2024年4月1日~2025年3月31の期間、75歳以上及び2024年度内に75歳に達する方を対象に スマホ購入費用の2分の1(上限2万5000円)を補助しています。 なお、市川市が独自で行うものですので、市が指定するキャリアの端末と回線を取り扱う店舗にてスマートフォンを購入する必要があるなどの制限があります。 同様のスマホ購入費用の補助金を行う自治体は他にもありますので、お住まいの自治体をチェックしてみると良いでしょう。 ●シニア活動応援交付金 大阪府箕面市では、シニア世代のサークル活動などを応援する「シニア活動応援交付金」を交付しています。対象団体・対象活動・対象金額は以下のとおり。 ◆対象団体:構成員に関して、次のいずれにも該当する団体 ・本市在住の市民の割合が9割以上で5人以上 ・65歳以上が9割以上 ◆対象活動:体操などの健康づくり、各種スポーツ、趣味などの活動 ◆対象金額:新しくサークルを発足する場合は最大5万円(対象経費の5分の4)、新規・既存サークルが活動の周知やメンバー増加を目的としたイベント(一般参加可能な体験会や発表会など)を開催する場合は最大2万円(対象経費の5分の4※年3回まで)