50代の中学校教諭、職員室と同僚の財布から計1万8000円を盗む…物色する様子の映像で本人認め、自宅待機処分の上で警察に被害届 北海道音更町
北海道東部の音更町の教育委員会は、町内の中学校勤務の50代の男性教諭が5月下旬、学校行事費と同僚の所持金、合わせて1万8000円を盗んだとして、自宅待機処分にした上で、警察に被害届を出したと発表しました。 音更町教育委員会によりますと、5月28日、町内の中学校の職員室で、炊事遠足費の一部、1万7000円の紛失がわかりました。 1万7000円は紛失前、机上のマットの下に2つの封筒に分けて保管されていて、町教委は盗難の疑いがあるとして、教職員への聴き取りをすすめるとともに、警備システムの映像を確認。 映像には、50代の男性教諭が机上を物色する様子が映っていたため、事情を聴くと、遠足費を盗んだことだけでなく、同僚の財布から1000円を盗んだことも認めたということです。 男性教諭は遠足費を全額、返金しましたが、町教委は4日から自宅待機処分にした上で、警察に被害届を出しました。 動機などは不明とされ、今のところ、他の被害は確認されていません。 町教委は9日、保護者に対し、説明会を開きました。 今後、スクールカウンセラーや学校教育相談員による生徒のメンタルケア、適切な公金管理の徹底をすすめる方針です。
北海道放送(株)
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