どこが変わった?フレッシュアップしたベストセラーSUV 新型フォルクスワーゲン「T-Roc」
Volkswagen(フォルクスワーゲン) T-Roc:ゴルフフォーマットのスタイリッシュなコンパクトSUVがフェイスリフト。
フォルクスワーゲンは2014年に発表した同名のスタディモデルに続き、2017年から「ゴルフ」フォーマットのコンパクトSUV「T-Roc」をラインナップに加えた。そして2021年11月、ヴォルフスブルクに本拠を置くVWは「T-Roc」の最初のフェイスリフトを行い、今回が2回目のフェイスリフトとなる。 クラシックな5ドアモデルに加え、「T-Roc」はSUVコンバーチブルとして折りたたみ式ルーフを採用したブランド初のモデルであり、VW最後のコンバーチブルでもある。ただし、オープントップ仕様は今度のモデルチェンジで廃止された。
良い点 ・ 良好なアクセスと広いスペース ・ 最大1.5トンの牽引能力 不満な点 ・ ブレーキ性能がやや劣っている ・ 高いエントリー価格
T-Rocの価格は27,000ユーロ(約435万円)以上
「T-Roc」のフェイスリフト: フォルクスワーゲンはコンパクトクロスオーバーをフェイスリフトした。これにはボディのフェイスリフトだけでなく、インテリアの質感向上も含まれる。これにより価格もアップし、現在27,085ユーロ(約435万円)からとなっている。最上級モデルの「T-Roc R」は52,260ユーロ(約840万円)から、コンバーチブルは35,885ユーロ(約575万円)から。
わずかなデザイン変更にとどまったT-Roc
フロントとリアのデザイン変更は、わずかだがフロントエンドにはLEDヘッドライトが標準装備され、マトリクスLEDライトも「IQ.Light」のオプションとして用意された。ライトのオプションによっては、ライトストリップがラジエーターグリルを飾る最高のVWスタイルとなる。
フロントとリアの新しいエプロンは、デザインのスパイスとなり、個々の装備ラインをより明確に区別することを意図している。リアには新しいリアライトが採用されているが、これはフロントのマトリックスライトとの組み合わせでのみ選択可能である。
トップモデルは300馬力のT-Roc R
今回のフェイスリフトでは、電動化されておらず、駆動システムの変更もない。ボンネットの下では、伝統的なガソリンエンジンとディーゼルエンジンが引き続き活躍する。トップモデルとなる「T-Roc R」は、300馬力を発揮する。