「MeToo」きっかけのワインスタイン受刑者 白血病と診断 「深刻な病状」のため緊急搬送と報道
ハリウッドの元大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタイン(72)が慢性骨髄性白血病と診断された。2022年に性的暴行3件の有罪判決を受け、現在禁錮16年の刑に服しており、さらに2020年の第一級性的暴行罪と第三級強姦罪の有罪判決が4月に覆った後、今は11月の再審を待っている状態だ。 【写真】性的暴行で有罪判決を受けたハーヴェイ・ワインスタイン 11月に再審を控える NBC ニュースによると、ワインスタインは20日に「深刻な病状」のためニューヨークのベルビュー病院刑務所病棟に緊急搬送された。現在ライカーズ島刑務所で稀な骨髄がんの治療を受けているという。 2020年、ワインスタインは、製作アシスタントのミリアム・ヘイリーと元女優ジェシカ・マンの証言に基づき、第一級性的暴行罪などの有罪判決を受けたが、今年、審理中の事件には含まれていないセクハラや暴行疑惑について女性たちに証言させたことにより陪審員に偏見を与えたとの判決が下され、判決が覆されていた。ワインスタインは一貫して、いかなる性行為も合意の上だったと主張してきている。 ワインスタインを巡る被害者の声が、「#MeToo(私も)」の運動が広がるきっかけとなった。 (BANG Media International/よろず~ニュース)
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