家族4人死亡の住家火災、全員が見つかったのは1階、中央付近激しく燃える 南さつま
1日夜、鹿児島県南さつま市金峰町宮崎の無職女性(98)方から出火し家族4人が死亡した火災で、1階中央付近の部屋が激しく燃えていたことが8日、消防関係者への取材で分かった。 【写真】南さつま市の位置を地図で確認
市消防本部によると、1階には複数の部屋があり、中央付近は仏間や居室などがあったとみられる。2階部分は焼け落ちていた。4人は1階で発見された。火元や出火原因の特定には至っておらず、南さつま署が引き続き調べる。 火災は1日午後10時15分ごろ発生。木造2階建て住家から出火、1棟160平方メートルを全焼した。焼け跡から女性のほか、同居する長男(76)、長男の妻(76)、長女(67)の4人の遺体が見つかった。
南日本新聞 | 鹿児島