【西武園競輪・GⅢゴールド・ウイング賞】真杉匠が4度目の記念制覇を西武園競輪で達成
令和6年能登半島地震復興支援競輪、大阪・関西万博協賛として開催された西武園競輪の開設74周年記念『ゴールド・ウイング賞』(GⅠⅠⅠ)は最終日の23日、12Rで決勝が行われ、真杉匠(25)=栃木・113期=が優勝。昨年8月のオールスターでGⅠ初Vを成し遂げた思い出の地で、通算4度目の記念Vを達成した。2着は深谷知広で、3着には地元の平原康多が入った。 ◇ レースは黒沢-森田-平原-武藤-一戸が後方から上昇して残り2周の赤板を迎え、前攻めの深谷-稲川が中団に下げて打鐘。真杉-坂井が後方になり、一列棒状で最終周回へ。森田は1コーナーで番手から出て行き、5番手になった深谷がBSでまくり上げる。3コーナーで武藤が深谷を張り、深谷に遅れた稲川は内を抜けて武藤のインへ。真杉は2センターで踏み上げる。平原が直線で森田をかわし、その平原を深谷がかわしたが、真杉が大外を伸びて突き抜けた。 ◆真杉匠「(地元勢は)後ろからドカンと行って番手まくりだと思った。(深谷が中団を占めたので)車間をちょっとあけながら詰める勢いで、先に踏むと浮いてしまうので、深谷さんが行くまでワンテンポずらして行きました。前がごちゃついて遠回りになったけど、届いてよかった」