藤田和之と真壁刀義が約四半世紀ぶり再会で激闘 真壁「やっぱり藤田は野獣。次につながるね」
「プロレス・ノア」(15日、後楽園ホール) 新日本プロレスで同期だった藤田和之(53)と真壁刀義(51)が、約四半世紀ぶりに再会。藤田は齋藤彰俊、真壁は本間朋晃と組んで、タッグマッチで激突した。 【写真】後楽園ホールに野獣襲来 歩くだけで放たれる強烈なオーラ 藤田が差し出した栄養ドリンクを、真壁は飲んだフリして藤田の顔面に吹きつけ、藤田の頭に血が上ったところで開始のゴング。藤田はレスリングの攻防で圧倒すると、強烈な張り手でダウンさせて踏みつけ、膝蹴りと猛攻を加える。 10分過ぎ、2度目の攻防では藤田がブレーンバスター、真壁が雪崩式ブレーンバスターを放って痛み分け。最後は15分過ぎ、真壁がキングコングニードロップで齋藤から3カウントを奪った。 藤田は無言で控室に直行。真壁は「やっぱり藤田和之は野獣だね!俺にとって最高の敵で最高の同期で、だから燃えるんだよ。27年ぶり?再会しただろ?地球ってのは丸いんだよね、逆方向に行ったって、必ず交わるようになってるんだよ。今日の客、興奮しただろ?」と笑顔も見せてトークが止まらず。 「こんだけ冗舌になるってことは、俺のハートが動いたってことだよ。さすが藤田和之、一発くらって(意識が)飛んだからな」と上機嫌で、「次につながるね。今日は最高だったよ。だからプロレスは辞められないんだよ」と、再戦に意欲を見せていた。