アメリカ・トランプ次期大統領、ロシア・プーチン大統領との早期会談を示唆 パナマ運河通航料「ぼったくり」と批判も
FNNプライムオンライン
アメリカのトランプ次期大統領は22日、先月の大統領選挙以降では初めてとなる大規模な集会で演説し、ロシアのプーチン大統領と早期に会談を行う可能性を示唆しました。 トランプ氏は西部アリゾナ州で演説し、「プーチン大統領はできるだけ早く私と会談したいと言っている」と述べ、早期に会談を行う可能性を示しました。 その上で、ロシアによるウクライナ侵攻の終結について「私が迅速に行いたいことの1つだ」と強調し、新政権が発足すれば早期に紛争の終結を実現すると改めて表明しました。 一方、トランプ氏は、「パナマが請求している料金は非常に不公平だ」と中米にある太平洋と大西洋を結ぶ、世界の物流の要衝であるパナマ運河の通航料が不当に高いと批判しました。 トランプ氏はパナマ運河の通航料について「完全なぼったくり」などと批判し、支配権を取り戻すと訴えました。 パナマ運河は建設されて以降、長くアメリカが管理してきましたが、1999年にパナマに全面返還されました。 トランプ氏は通航料が引き下げられなければ、アメリカに管理権の返還を要求するとしています。
フジテレビ,国際取材部