元横綱・白鵬に“恩返し” 横綱の夢を断念した24歳の元力士...第二の人生も舞台は「土俵」 日本文化を発信する『相撲ショー』に出演
初日は約160席が完売!外国人にも分かりやすく&楽しく相撲を紹介
そして5月30日、ついに「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」のオープンの日を迎えました。日楽座の生みの親、武田さんも立ち会います。 (武田直樹理事)「いよいよですね。この日のためにやってきたので、無事迎えられてうれしいです」 當眞さんも初回公演に出演します。 (當眞嗣斗さん)「楽しみです。練習はしっかりしてきたので、それどおりにやって、けがしないように、たくさんの人を喜ばせられたらなぁと思います」 午後5時、開場の時間です。日楽座にはショーを見ようと多くの外国人の姿が。初日の公演は見事完売し、約160席が観客で埋まりました。 (円陣の掛け声)「今まで練習してきたものを全てちゃんと出して、お客さんを満足させて帰りましょう。それでは行きます!日楽座ファイト!」
いよいよ出番です。ショーの初めは、神話の世界をイメージ。相撲になじみのない観客に向け、相撲の成り立ちをストーリー形式で表現します。 2部は、お待ちかねの相撲ショーの始まりです。まずは技やルールをコミカルな動きや表情で初心者にもわかりやすく紹介します。 當眞さん、チャーミングなしぐさで観客を沸かせます。 本格的な取り組みもあれば…希望者を土俵に上げて勝負をする場面も。観客に楽しんでもらうため、全力でぶつかります。
外国人観光客「ずっと前から相撲を見たかった」「本当におもしろかった」
記念すべき第一回公演は、大成功に終わりました。 (カナダからの観光客)「実は、ずっと前から相撲の試合を見たいと思っていて、ようやくこの大阪で見るチャンスを手に入れました。本当に素晴らしかったです」 (イギリスからの観光客)「本当におもしろかったです。このホリデーで最高の瞬間のひとつでした(Q相撲取りになる?)もしかしたら」 初演を見届けた武田さんは…。 (武田直樹理事)「ほっとしました。きょうはインバウンドの方がいっぱいいらっしゃって、皆さん喜んでおられるのが伝わってきました。僕もグッと熱くなったところです。もっとこうした方がいいとか、そういうお声もこれからいっぱい口コミなどでいただくと思いますので、どんどん変えられる部分は変えて、喜んでもらえるエンターテインメントを作っていきたいと思っています」 (2024年6月6日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)