このスプレー缶ごみ⇨「家庭ごみで回収できない」。過去には作業員11人が救急搬送された事故も、「シャレにならん」の声
「ゴミ清掃芸人」として知られるお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんが11月5日、自身のX(@takizawa0914)を更新。中身が入っていた場合、家庭ごみとしては収集できないという「スプレー缶」について発信しました。 【画像で確認】「一番困る」ペットボトルの捨て方がこれだ
横浜市では11人が救急搬送される事故も
滝沢さんは「キャンプがブームになり、地方のごみ収集によくあると聞いたのですが」と綴り、「熊よけスプレー」の写真を投稿。 「家庭のごみ収集では回収できないので、清掃事務所に電話して業者を紹介してもらってください。中身は唐辛子成分のカプサイシンなので、破裂したら清掃員の事故に繋がるのでご配慮いただけると嬉しいです」と呼びかけました。 つまり、スプレー缶の中身が入ったまま捨てられた場合、破裂した際に事故につながる危険性があるということです。 実際、横浜市では2017年、熊よけスプレーが家庭ごみとして捨てられていたことが原因の事故が発生しています。この事故ではごみの選別施設でスプレー内のカプサイシンが漏れ、付近にいた作業員11人が救急搬送されました。 当時、横浜市は「中身を使い切ったスプレー缶だけをまとめ、透明または半透明の袋に入れて 燃やすごみと同じ曜日に排出する」ことを呼びかけています。 滝沢さんの投稿には、「清掃事務所に電話で確認したほうがベター」「熊よけスプレーは本当にシャレになりません」といった声が寄せられていました。 (ごみの分別方法は自治体によって様々です)