海外公演にぎわう 7カ国から8劇団参加【長野県飯田市】
4日までの「いいだ人形劇フェスタ2024」では、国内外のアマ・プロの約270劇団が多彩な公演を繰り広げている。うち海外劇団はオランダやハンガリー、韓国など7カ国から8劇団が参加。1日、長野県飯田市高羽町の飯田人形劇場ではイタリアの「テアトロ・インプロヴィーゾ」の主宰ダリオ・モレッティさんが「ゆめの玉手箱」を上演した。 同劇団が昨年上演した「おとのいろ、ことばのかたち、夢のおはなし」をアレンジしたソロ作品。ニワトリがいろいろな形の卵を産んだり、不気味な雰囲気のおばけがコミカルな音楽に合わせて踊り出したりと次々と場面が変わっていき、ペインティングや人形などさまざまな仕掛けで楽しませた。 上演後、あいさつしたダリオさんは日本で初披露となった作品について「小さなアイデアや思いつきを基に作り上げた作品。初めての公演で感動している」とし、「一緒に過ごしてくれてありがとう」と来場者へ感謝を伝えていた。