リヴァプール、今季初の大量6ゴール!敵地でのゴールラッシュでトッテナムを粉砕
現地時間22日、イングランド・プレミアリーグは第17節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールは敵地トッテナム・ホットスパー・スタジアムでトッテナムと対戦した。 公式戦20試合負けなしを維持しているリヴァプールは、サラー、ルイス・ディアス、ガクポの前線にマクアリスター、ソボスライ、フラーフェンベルフが中盤を組み、最終ラインは右からアレクサンダー=アーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソンが務め、カラバオカップでCBとして高評価を得た遠藤はベンチからのスタートとなった。 トッテナムも公式戦2連勝、2試合で9ゴールと攻撃陣の好調さが目立っており、点の取り合いも予想された中、立ち上がりから攻勢に出たのはリヴァプール。18分、L・ディアスからのパスを受けてエリア内右に侵入したサラーが、DF3人に囲まれながらも右足を振り抜くも、これはクロスバーを叩いた。 続く23分、右サイドからアレクサンダー=アーノルドが入れたアーリークロスを、ゴール前に飛び出したL・ディアスが頭でゴール右へと流し込み、攻勢のリヴァプールが先制する。 さらに36分、ロバートソンの左クロスをゴール前でソボスライが競ると、こぼれ球をマクアリスターが頭で押し込み、リヴァプールが追加点を挙げた。マクアリスターはこれが今季プレミア初ゴール。 2点を追うトッテナムは41分、マクアリスターに対してクルゼフスキが高い位置でプレスをかけて潰し、こぼれ球を奪ったマディソンがゴール右へと狙い済ませたシュートを沈めてトッテナムが1点を返す。リヴァプールはマクアリスターへのファールを主張したが、ゴールは認められた。 にわかにトッテナムの反撃ムードが漂う中、前半アディショナルタイムにアレクサンダー=アーノルドが左足でクリアしたボールを前線のソボスライが頭で逸らすと、拾ったサラーがドリブルで運びながらDFを引き付け、エリア内右にラストパス。走り込んだソボスライが落ち着いたトラップからGKフォースターの股を抜いてネットを揺らし、リヴァプールが再びリードを広げて試合を折り返した。 後半もリヴァプールのペースで試合が進み、54分にはカウンターから前線で収めたガクポが左のL・ディアスに預けると、エリア内左へのリターンパスに抜け出しゴール前に折り返す。これはグレイがギリギリのところで滑り込みながらブロックしたが、こぼれ球をサラーが押し込み4点目。さらに61分、L・ディアス、ガクポと繋ぎ、ゴール前で受けたソボスライのラストパスをサラーが難なく押し込み、リヴァプールが5-1と突き放した。 かなり苦しい状況に追い込まれたトッテナムだが、72分にクルゼフスキがソランケに預けてエリア内に走り込むと、浮き球でのリターンパスをボレーで合わせてトッテナムが意地の追撃ゴールを挙げる。さらに83分、左クロスをファーサイドのブレナン・ジョンソンが頭で折り返すと、ソランキが押し込んで2点差まで詰め寄る。 しかし、トッテナムの反撃もここまで。逆に85分にはカウンターからサラーのパスをエリア内右に流れて受けたL・ディアスが右足でゴール左へと流し込み、今季初となる6点目で再び3点差に広げた。 その後サラー、L・ディアスを下げてヌニェスとエリオットを投入したリヴァプールは、アディショナルタイムの5分間でしっかり逃げ切り、大量6ゴールで勝ち点3を手にした。 ■試合結果 トッテナム 3-6 リヴァプール ■得点者 トッテナム:マディソン(41分)、クルゼフスキ(72分)、ソランキ(83分) リヴァプール:L・ディアス(23分、85分)、マクアリスター(36分)、ソボスライ(45+1分)、サラー(54分、61分)