県警は、さいたま市PTA協議会の口座から、合わせて485万円を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕した元会長の男ら3人を27日、送検しました。 　送検されたのは、さいたま市PTA協議会の元会長青羽章仁容疑者54歳ら3人です。 　青羽容疑者はおととし4月11日、当時、会長を務めていた岡野育広容疑者とともにPTA協議会の口座から現金100万円を引き出したほか、385万円を知人の中楯裕司容疑者が管理する会社名義の口座に振り込み横領した疑いがもたれています。 　県警は、横領した金の一部は私的に使われていたとみて調べています。 　元会長らの逮捕を受け、さいたま市PTA協議会はホームページで「全国のPTA関係者に多大なご迷惑とご心配をおかけしてしまう事態となり、心よりお詫び申し上げます。この事態を重く受け止め、事実確認のうえ適切に対応してまいります」とコメントしています。