旭化成・相澤晃 パリ五輪へ「トラックとしては集大成。大事な1年になる」万全でないなか3区3位と力走/ニューイヤー駅伝
◇第68回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝 総合成績&区間賞をチェック! ニューイヤー駅伝が行われ、トヨタ自動車が4時間49分02秒で8年ぶりの優勝を果たした。 男子10000m前日本記録保持者の旭化成・相澤晃は15.4kmの3区を43分04秒の区間3位でまとめた。 度重なるケガで長期離脱していた相澤。12月10日の日本選手権10000mでは自身の日本記録(27分18秒75)を上回る27分13秒04をマーク(日本歴代3位)して復活を印象づけていた。 その後は「あまり練習ができていなかった」と言うものの、ライバル・伊藤達彦(Honda)に追いつく力走を見せた。 前回の東京五輪での悔しい経験を受け、本来であれば東京五輪後にマラソンへの挑戦を考えていたものの、トラックでもう一度世界を目指した。そうした中でパリ五輪イヤーがスタート。 「今年は自分にとって大事な1年。トラックとしては集大成の年になります」。着実に完全復活への道を歩むが、「スタートとしては良かったですが、一番上にはまだ行けていない」。再びの世界へ。日本のエースがいよいよ戻ってくる。
月陸編集部