災難除けにご利益 今年の干支・ヘビまつる神社にも多くの参拝者 三重・椿大神社
今年は巳年です。三重県鈴鹿市の椿大神社では、境内にある今年の干支(えと)ヘビにまつわる神社が人気を集め、多くの参拝者でにぎわいを見せています。 年間で約150万人の参拝者が訪れる鈴鹿市の椿大神社。地元の人からは「椿さん」と呼ばれ親しまれています。 その椿大神社の境内に、今年の干支ヘビをまつる神社があります。それが椿大神社の別宮に隣接する龍蛇神両地神社です。 龍蛇神両地神社は、出雲地方などで姿が龍に似ていて「龍蛇神」として信仰されているウミヘビをまつった神社で、水難や災難よけなどにご利益があるとされています。 今年は巳年ということもあり、龍蛇神両地神社には毎日多くの人が参拝に訪れています。 椿大神社の田中淳さんは「今年の干支の巳は、おのれという字でヘビが冬眠している姿を表している。そして、ヘビが冬眠からさめてだんだん行動するということで、どんどん良い方向に進む年になるのでは」と話していました。 参拝者は「毎年来ている。今年は巳年なので、いい一年になるようにやっていきたい」「今、妻が妊娠していて出産を控えている。心機一転いろいろ変わってくるので頑張りたい」などと話していました。