<速報>マー君、大荒れ5回5四死球2失点で、勝ち負けつかず
下位打線から始まった4回は、7球で三者凡退。やっとテンポを取り戻したが、1番のピラーからスタートする5回には、いきなりセンター前ヒットを許し、無死一塁。ドナルドソンには、うまくボール球をひっかけさせたが、二塁手が転送をミスして併殺をとれず、一死二塁。だが、ここから踏ん張った。バティスタを二ゴロ、4番のエンカルナシオンを外のスライダーで三振。投球数が92球となったことでマー君は、お役目御免。その裏に二死からマッキャンの同点ソロアーチが飛び出し、マー君の負けが消えた。田中は、5回を投げて、5四死球、3安打、2失点、6奪三振の内容での降板となった。 ヤンキースは、7回一死二、三塁からエルズベリーのレフト前に落ちるタイムリーで3-2の逆転に成功。 1点のリードをベタンセス、ミラーの必勝リレーで守りきった。苦しみながらも5回を2失点にまとめたマー君のクオリティスタートピッチングが勝利を生み出した。 田中は、中四日で挑む次のマリナーズ戦で、楽天時代の先輩である岩隈と投げあう予定。メジャーリーグでの日本人先発対決は、これが12度目。2014年に実現したヤンキースの黒田博樹vsレンジャーズのダルビッシュ有以来の日本人対決となる。