釧根管内遅い春満喫 味覚と花見楽しむ 桜・牡蠣まつり
北海道厚岸町で第75回あっけし桜・牡蠣(かき)まつり(厚岸観光協会、町主催)が子野日公園(町奔渡6)で開幕し、満開や見頃を迎えたサクラの下で、特産のカキなどを味わう人たちでにぎわった。まつりは19日まで。 薄曇りから時折日差しが差し込む天候となった初日は主催者発表で約3500人(前年3700人)が来場し、カキやアサリなどの魚介類を炭火であぶり、ビールや町内限定の厚岸ウイスキー「牡蠣の子守唄」のハイボールと併せて味わう人たちの笑顔であふれていた。 仲間6人で昨年に続き参加した帯広市の作業員、今晴人さん(23)は「帯広ではこんなにおいしいカキは食べられないので、ずっと楽しみにしていた。花見も楽しみたい」と話していた。 園内は千島桜が満開で、ナデンなどの八重種やフゲンゾウはこれから見頃を迎える。12、19の両日はステージイベントや樹木医によるサクラの講演も行われる。
釧路新聞