162地点で猛暑日、三重では39.7度 週末は天気崩れても暑く
5日も全国的に晴れ、危険な暑さが各地に広がった。三重県松阪市では今年全国で最も高い39.7度を記録し、この地点の観測史上1位を更新。ほかにも福井県小浜市38.9度、山梨県甲州市37.9度、大分県佐伯市36.5度など広い範囲で気温が上昇した。 【写真】5日午後4時時点の最高気温の分布図。西日本から東北南部にかけて猛暑日(紫部分)が続出した=気象庁ウェブサイトから 午後4時時点で、全国914地点のうち162地点で最高気温が35度以上の猛暑日を記録。東京都心(35.5度)でも2日連続の猛暑日となり、そのほか487地点で30度以上の真夏日となった。 6~7日は気圧の谷の影響で日本海側や北日本では天気が下り坂になるところがあるものの、全国的な高温傾向は続く見込み。6日の各地の予想最高気温は静岡市38度、宮崎市36度、大阪市や名古屋市で34度など。環境省と気象庁は、東海地方から沖縄県にかけての11県に6日を対象とした熱中症警戒アラートを発表している。(大山稜)
朝日新聞社