【外国人観光客が県庁内を無断撮影】知事室のそばまで入り・・・SNSに動画投稿で発覚【高知】
高知県庁の知事室のすぐそばまで外国人観光客が無断で入り込み、その動画をSNSに投稿していたことが分かりました。 三木優花アナウンサー: 「知事室のある秘書課の入口を撮影していた人がいたため、県はセキュリティ対策として撮影禁止の看板を設置しました」 これは10日開かれた定例会見で記者の質問に答える形で浜田知事が明らかにしました。 浜田知事: 「外国人の観光客の方なんかがですね、秘書課の入り口のところ辺りまで入ってこられ…」 県によりますと、外国人が県庁内で撮影した動画をSNSに投稿しているというメールが12月末頃に届き、旧ツイッター「X」で拡散されている動画を確認しました。 動画には知事室につながる秘書課の入口や第一応接室が映っていて、中国語のような言葉を話している音声がついていました。 去年(2024年)外国人観光客のような人物が秘書課の入口付近に入ってきたため職員が注意したことがあるということでこの時に撮影された動画の可能性があります。 これを受けて県は「関係者以外立入禁止」といった注意書きを英語や中国語などで表記した看板を設置、通常は開放している秘書課のドアを来客時以外は閉めるようにしました。 また、10日行われた会見で、浜田知事は今年(2025年)重点的に取り組むこととして人口減少対策と南海トラフ地震対策を挙げました。 阪神淡路大震災から1月17日で30年となることから、浜田知事は30年間を振り返り支援の体制は進んだ一方、インフラ整備が依然課題だと述べました。 浜田知事: 「きたるべき南海トラフ地震に間に合うような形でこのインフラ整備を進めていかないといけないということではないかと思っております」 さらに浜田知事は4月に開幕する大阪・関西万博に触れ、万博を追い風として県経済の活性化をさらに進めたいと語りました。
高知さんさんテレビ